アメリカの大学での日本語教師経験

アメリカの私立大学で日本語を1年間教えていました。

大学の日本語コースのうち、初級と中級を週に5時間担当し、自分の担当以外のクラスではアシスタントとして授業に参加し、その他には宿題添削や文化的なイベントの企画運営といった仕事内容でした。

上司や同僚はアメリカ人、日本人、中国人と様々でしたが、皆さん新入りの私にもよくして下さいました。アメリカ人は特に自立心の高い国民性で知られていますが、それは職場にも表れていたように感じます。困った時には手を差し伸べてくれるのを待つのではなく、思い切って自分からSOSを発信すると、誰一人として嫌な顔をせず助けてくれます。日本人の感覚として「みんな忙しいだろうから」と一人遠慮していては事態が好転することはなかなかありません。困った時でも、逆に嬉しい事があった時でも、周りの人と共有することが仲良くなる秘訣だと思います。日本人からして少し図々しいかなというぐらいがアメリカでは調度いいです。

学生もみんな熱心で、幸運なことに教師の手を煩わせるような学生はいませんでした。かといって消極的かといえばそうではなく、授業ではいつも質問が出るのが当たり前で、毎日のクラスにほぼ全員が皆勤賞、宿題もかなりの量がありましたが必死でこなしていました。

私の勤めていた大学の日本語コースはついていくのが特にハードなことで有名でしたが、宿題添削をする教師側も大変でした。量が多い時には夕方から深夜まで添削にかかることもありました。教師と学生の関係性も、日本とは少し違っているように感じましたが、共通していることもあります。学生に限ったことではありませんが、真摯な態度で人に接すれば相手も誠実な態度で接してくれます。

将来のキャリアのために役立つサイト。事前に情報の仕入れ、準備をしていきましょう。